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ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識

1、ストレス反応の分類とそれぞれの代表的な反応
身体面の反応:動悸、冷汗、胃痛、下痢、手の震え、頭痛、頭重感、疲労感、食欲不振、不眠、めまい、ふらつき
行動面の反応:遅刻、欠勤、ミス、アクシデント、頻発する目論、トラブル、飲酒量・喫煙量の急増
心理面の反応:不安、緊張、怒り、イライラ、興奮、混乱、落胆、憂勧、短気、無気力

 

2、ストレスから健康障害に結びつくメカニズム
大脳皮質:認知(ストレッサー、今までの経験・記憶、困難性等を評価)                                   
視床下部:生命維持機構に影響、免疫系・自律神経系(交感神経、副交感神経)分泌系
大脳辺縁系:感情(不安、不満、怒り、悲しみなど)
神経伝達物質:ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン、産生と伝達、メンタルヘルス不調、不安や気分、意欲、活動匪と密接に関連

 

3、「職業性ストレスモデル」における職場のストレスと病気発生の関係
職場のストレッサー:職場環境、人問関係、役割、責任、仕事の将来性、仕事の量、仕事のコントロール、仕事の要求に対する認識
急性のストレス反応:心理的反応(仕事への不演、抑うつ)、生理的反応(身体的訴え)、行動化(事故、薬物使用、病気欠勤)                
疾病:仕事に基づく心身の障害、医師の診断による問題(障害)‥
仕事以外の要囚:家族・家庭からの欲求 
個人的要囚:年齢・性別・結婚生活の状況、職種(肩書)性格(タイプA)自己評価(自尊心)

 

4、主なストレスコーピング
認知の修正:刺激を脅成として評価、苦手意識の除去、100%完璧主義的思考の修正、過度な期待の除去、アドバイス、経験
ストレッサーの除去:脅威となる刺激の除去、ストレス低減のための直接的な行動、人員増加、配置転換、生活習慣の確立、自主張法の採用、転職
リラックス:不安や怒り、抑うつなどの気分や感情をー詩的に解消する方法、趣味に没頭、リラクゼーション(漸進的筋弛緩法、呼吸法、マッサージ、アロマテラビー)
エクササイズ:コレチゾールを消費する身体活動、ゆっくり息をしながら続けられる有酸素運動、ウォーキング、サイクリング、ゆったりした水泳 
その他:問題焦点型コーピング(認知の修正、ストレッサーの除去)、情動焦点型コーピング(リラックス、エクササイズ)

 

5、4種のソーシャルサポート
情緒的サポート:周囲が受容的,情緒が安定してやる気が起こる,傾聴する、慰める、見守る、共感的理解を示す
情報的サポート:問題解決を間接的に進める,知識を与える、助言する、困難を予測する、専門家を紹介する
道具的サポート:川題解決を直接的に進める、共同で処理する、金銭的サポートをする、 効率化のための処理をする
評価的サポート:自信が深まり今後のことに積極的になる、努力を評価する、ほめる、フィードバックする、適切な人事考課を行う

 

6、2002年厚生労働省「睡眠に関する知見」の内容)
刺激物を避け、眠る前は自分なりのリラックス:カフェインを避ける、温めの温度で入浴する、就寝前の照明は暗めにする
朝の光の利用でよい睡眠:晴れた日の早朝の自然光(2,500ルクス以上)で体内時計をリセットする、メラトニン分泌を抑制し眠気をとる、睡眠覚醒リズム形成作用で14〜16時間後に自然に眠気を催す
同じ時刻に毎日起床:よい睡眠リズムをつくる
眠くなったら床につく:就寝時刻にこだわりすぎない、30分以上寝つけない場合は一度床を離わる
規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣:運動習慣で熟眠を促進する
睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分:睡眠時間の長短は個人差や季節変動がある、8時間にこだわらない
昼寝をするなら午後3時前の20〜30分:長い昼寝はかえってぼんやりするため避ける(夕方以降は夜の睡眠に悪影響を与える)
眠りが浅いときは積極的にむしろ遅寝・早起きに:ベッドで長く過ごしすぎると熟眠感が低下する
睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと:寝酒は睡眠構造を浅くする
睡眠中の激しいイビキや不規則な呼吸、足のピクつきやムズムズ感、長時間眠っても日中の眠気で業務に支障があるとき:睡眠時無呼吸症候群(閉塞性タイプ、中枢タイプ)がある、治療が必要な場合もある

 

7、心身症にみられる心理行動特性  
アレキシサイミア:自分の気持ちや感情に気づきにくく心情を言葉でうまく表現できない傾向、コミユニケーションがうまくとれない傾向、感情を言葉より行動に訴える傾向
過剰適応:きまじめで過剰なまでに仕事にのめり込む仰向、周囲の人の期待に無理にでも応えようと努力し続ける傾向

 

8、うつ病の症状の特徴
朝の不調:朝早く目が覚める、朝の気分が重く憂鬱になる、朝刊を見る気にならない、出勤の身支度が大義である
仕事の不調:午前中を中心に仕事をとりかかる気になれない、仕事の根気が続かない、決定事項が判断できない、気軽に人と話せない、不でイライラする、仕事をやっていく自信がもてない
生活の不調:以前好きだったことがつまらなくなる、涙もろくなる、誰かに近くにいてもらいたいと思う、昼過ぎから夕方までは気分が重く沈む
身体の不長:不眠になる、疲れやすい、だるい、頭痛がする、食欲が低下する、性欲が減退する、口が渇く
2週間以上継続:朝の不調・仕事の不調・生活の不調・身体の不調の継続、興味の減退、快体験の喪失の継続、毎日何気なく繰り返してきた行為がつらい

 

9、勤労者にみられるうつ病以外のメンタルヘルス不調    
躁うつ病:睡眠時問が減少しても活動的,尊大で横柄な態度、非現実的な話で誇大な傾向、バイタリティに溢れ仕訂熱心ともみられかち(症状が軽いレベル)活動的だがパフォーマンスは著しく低下、周囲への迷惑・病識が希薄(症状か進行したレベル) 
統合失調症:1O代後半から30代前半の若者に発症しやすい、陽性症状(妄想・幻聴が特徴→薬物療法が有効)陰性症状(コミュニケーション障害、意欲・自発性欠如,引きこもり傾向→薬物療法か奏功しない事もあり後遺障害として残りやすい)
アルコール依存症:精神依存(毎日アルコーづレを炊まずにはいられない)身体依存(アルコールが切れると手が震える、冷や汗か出る、イライラする、眠れない)
パニック障害:突然起こる不安発作(動悸、めまい、息苦しさ、非現実感)の繰り返し、「このまま死んでしまうのではないかという強烈な不安感、外出恐怖、広場恐怖
適応障害:明らかなストレスエピソードを契機に1〜3か月以内に不安・憂鬱な気分・行為の障害の出現、ストレス状態が解消されれば症状は半年以内に消失
パーソナリティ障害:性格や行動の著しい偏りのため職域や家庭で支障、生まれもった気質と生育環境が複雑に関係、問題を周囲に責任転嫁、感情的な振るまい、衝動のコントロールのしにくさ

 

 

 


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